ことし1月から6月までの半年間に、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの平均価格は8958万円で、前の年の同じ時期に比べ大幅に値上がりし、上半期としてはこれまでで最も高くなりました。価格の高騰はどこまで続くのでしょうか？
新築マンション上半期は
調査会社の「不動産経済研究所」の話
・資産が1億円を超える富裕層が増えているという調査もあり、新築マンションにおいても、国内外の富裕層による購入が中心となっているとみられる。
・地価や建設コストの上昇傾向なども反映して、今後も価格の高止まりが続くとみられる。
調査会社の「不動産経済研究所」によりますと、首都圏の1都3県でことし1月から6月までに発売された新築マンションの平均価格は8958万円で、前の年の同じ時期に比べ大幅に値上がりし、上半期としてはこれまでで最も高くなりました。
平均価格やエリア別の価格は？
地価や建設コストの上昇を背景に前の年の同じ時期と比べて1281万円、率にして16.7％値上がりし、2023年の上半期を上回って、これまでで最も高くなりました。また、コロナ禍前の2019年の上半期と比べると、46％の上昇となります。
新築マンション平均価格（上半期）
東京23区
1億3064万円
20.4％↑
23区以外
6835万円
19.8％↑
神奈川
6957万円
12.4％↑
埼玉
6551万円
26.9％↑
千葉
5738万円
1.6%↓
エリア別では、▽東京23区は20.4％上昇し、1億3064万円、▽都内の23区以外の地域は19.8％上昇し6835万円、▽神奈川県は12.4％上昇し6957万円、▽埼玉県は26.9％上昇し6551万円と、いずれも過去最高となりました。一方、▽千葉県は1.6％の下落で、5738万円となりました。
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