セブン&アイ・ホールディングスに対し、カナダのコンビニ大手、アリマンタシォン・クシュタールによる買収提案が明らかになったのは去年8月です。

390億ドル、現在の為替レートで5兆7000億円余りでグループ全体を買収するという提案で、セブン&アイは、社外取締役のみで構成する特別委員会を設置し検討した結果、「当社の価値を著しく過小評価している」などとして、提案を受け入れない姿勢を示しました。

これに対し、クシュタール社は買収金額を2割ほど引き上げて7兆円規模とする新たな提案を行います。

一方、セブン&アイの創業家側は、事実上の対抗策として会社の株式を買い取って非上場化しようと、大手商社の伊藤忠商事やタイの財閥大手チャロン・ポカパングループに出資の打診を行いますが、非上場化に必要な多額の資金のメドがつかず、計画は白紙となりました。

その後、両社は、ことし5月にお互いの財務情報などを共有するための秘密保持契約を締結した上で、日本の独占禁止法にあたるアメリカの競争法上の課題の解決に向け、アメリカ国内の店舗売却などの協議を進めていました。

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