
韓国の大法院(最高裁)は17日、サムスングループ傘下企業の2015年の合併を巡り資本市場法違反などの罪に問われた同グループのトップ、李在鎔サムスン電子会長の上告審で、一審と二審の無罪判決を支持する判断を示した。写真は裁判所を後にする同会長。2月に撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 17日 ロイター] – 韓国の大法院(最高裁)は17日、サムスングループ傘下企業の2015年の合併を巡り資本市場法違反などの罪に問われた同グループのトップ、李在鎔サムスン電子(005930.KS), opens new tab会長の上告審で、一審と二審の無罪判決を支持する判断を示した。これにより、李氏の無罪が確定した。検察はサムスングループ傘下の第一毛織とサムスン物産(028260.KS), opens new tabの合併を巡り、李氏が自身の経営支配力の強化を目的に不正会計や株価操作に関与したとして、資本市場法違反や背任罪などで起訴。一審で昨年に無罪判決が出た後、二審も無罪を言い渡していた。
サムスンの弁護士は裁判所の決定に謝意を示した上で、合併が合法だったことが確認されたと述べた。
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