トランプ氏、カタール首相と会談へ ガザ停戦巡り=アクシオス記者

 7月16日、トランプ米大統領はカタールのムハンマド首相(写真)と会談し、パレスチナ自治区ガザの停戦協定を巡る交渉について協議する。2月4日、レバノンのバーブーダで撮影(2025年 ロイター/Emilie Madi)

[16日 ロイター] – トランプ米大統領は16日にカタールのムハンマド首相と会談し、パレスチナ自治区ガザの停戦協定を巡る交渉について協議する。ニュースサイト「アクシオス」のバラク・ラビド記者がXに投稿した。

カタールはイスラエルとイスラム組織ハマスの重要な仲介国。

イスラエルとハマスの交渉担当者は今月6日からカタールで行われている停戦交渉に参加しており、米国が支持する60日間の停戦案について協議している。この提案には人質の段階的解放、ガザの一部からのイスラエル軍の撤退、紛争終結に関する協議が含まれる。

トランプ政権のウィットコフ中東担当特使は13日、カタールで進行中の停戦交渉について期待を示した。

仲介国の米国、カタール、エジプトは合意を得るために取り組んでいるが、イスラエルとハマスはガザからの最終的なイスラエルの撤退の範囲を巡って意見が分かれている。

ラビド記者によると、トランプ氏とムハンマド氏は、新たな核合意を巡る米国とイランの協議再開に向けた取り組みについても話し合う予定だという。

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