7月15日、米国土安全保障省は、不法移民犯罪者の第三国への追放便がアフリカ南部のエスワティニに到着したことを明らかにした。写真は米国土安全保障省のロゴ。米テキサス州デル・リオで2021年9月撮影(2025年 ロイター/Marco Bello)
[ワシントン 15日 ロイター] – 米国土安全保障省は15日、不法移民犯罪者の第三国への追放便がアフリカ南部のエスワティニに到着したことを明らかにした。
米連邦最高裁判所が6月、不法移民犯罪者の第三国への追放を認める判断を示したことを受けたもの。
国土安全保障省の報道官は15日、X(旧ツイッター)に「エスワティニへの不法移民犯罪者の追放便が到着した。対象となったのは、出身国が受け入れを拒否したほどの犯罪者だ」と投稿した。
追放されたのは5人で、ベトナム、ジャマイカ、ラオス、キューバ、イエメンの出身者。児童強姦や殺人などで有罪判決を受けた。
トランプ政権高官は今月初めメモの中で、移民当局は最短6時間前の通告で重罪を犯した不法移民を母国以外の国に追放できると明らかにしていた。
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