7月14日、ブラジルのアルキミン副大統領(写真左)は、米国との貿易協議で5月に提示した案に対する回答を米側からまだ受け取っていないと述べた。ブラジリアで撮影(2025年 ロイター/Adriano Machado)
[ブラジリア 14日 ロイター] – ブラジルのアルキミン副大統領は14日、米国との貿易協議で5月に提示した案に対する回答を米側からまだ受け取っていないと述べた。
トランプ米大統領は先週、ブラジルからの輸入品に8月1日から50%の関税を課すと表明した。
アルキミン氏はルラ大統領がタスクフォースを設置したと記者団に述べ、15日に企業幹部らと対応策の協議を開始すると明らかにした。関税の影響を受ける米企業との協議を求める考えも示した。
トランプ氏が表明した新たな関税率の引き下げや発動延期はまだ要請していないとした一方、関税措置撤回に向けて民間部門が動き米企業と連携するよう、最も影響を受ける業界と協議していると述べた。
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