インド6月卸売物価指数、前年比-0.13% 19カ月ぶりの低下

 インド政府が14日発表した6月の卸売物価指数は、前年同月比0.13%低下した。食品や基礎鉱物、鉱物油、エネルギーなどの価格が下落し、19カ月ぶりの低下となった。写真はインド・アーメダバードの市場で2023年8月撮影(2025年 ロイター/Amit Dave)

[ニューデリー 14日 ロイター] – インド政府が14日発表した6月の卸売物価指数は、前年同月比0.13%低下した。食品や基礎鉱物、鉱物油、エネルギーなどの価格が下落し、19カ月ぶりの低下となった。

5月は前年同月比0.39%上昇していた。

6月分は、エコノミストを対象としたロイター調査では同0.52%の上昇が予想されていた。

ICRAのエコノミスト、ラフル・アグラワル氏は「6月の卸売物価指数は19カ月ぶりに予想外に低下した。食品価格が主因だ」と述べ、7月もマイナスが続くと予想した。

食品は前年同期比0.26%、野菜は同22.65%、それぞれ低下した。

燃料・電力は同2.52%、工業品は同0.07%の低下だった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.