ニューヨーク市場で14日、オレンジジュースの先物価格が3カ月ぶりの高値を付けた。トランプ大統領がブラジル製品に50%の関税を課すと表明したことを受け、米国への供給が制限されるとの懸念が高まっているためだ。
オレンジジュースの最も取引量の多い先物契約は一時、1ポンド=3.1385ドルまで上昇し、3月6日以来の高値を記録した。トランプ氏が9日にブラジルに対する関税案を発表して以降、コーヒーや牛肉など幅広い商品取引に影響を及ぼすリスクがあるとして、オレンジジュース先物も上昇基調にある。
市場調査会社エクスパナのアナリスト、クレイグ・エリオット氏によると、米国ではフロリダ州での生産減少を背景に、ブラジルからの輸入依存が高まっている。同氏は「関税の影響は依然として不透明だが、影響を受ける可能性のあるオレンジジュースの貿易量は、相当な規模に上る。すでに厳しい市場環境のなかで、今回の関税措置はブラジルの競争力をさらに損なう可能性がある」と指摘した。

原題:Orange Juice Hits Four-Month High as Brazil Tariffs Risk Supply(抜粋)

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