テニス=シナーがウィンブルドン初優勝、イタリア勢初 アルカラス下す

テニスのウィンブルドン選手権は13日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス決勝を行い、世界ランキング1位のヤニク・シナーが初優勝を飾った(2025年 ロイター/Stephanie Lecocq)

[ロンドン 13日 ロイター] – テニスのウィンブルドン選手権は13日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス決勝を行い、世界ランキング1位のヤニク・シナー(23、イタリア)が初優勝を飾った。

第1シードのシナーは3連覇を目指す第2シードのカルロス・アルカラス(22、スペイン)と対戦。第1セットは4─6で落としたが、第2セットから6─4、6─4、6─4と連取し、逆転勝利を収めた。

イタリア勢で史上初となるウィンブルドン優勝を果たしたシナーは、「この位置にいられて本当にうれしい。自分が若かったころは夢のまた夢だった。私が育った環境からは遠すぎるものだったので。だから、こうして夢を生きているのは本当にすごいこと」と述べ、チームや観客に感謝を示した。

また、アルカラスには「あなたと戦うのは本当に難しいが、コート上でも外でも私たちは素晴らしい関係性にある。これからも前に進み続けよう」と言葉を送り、アルカラスも「毎回、私たちの対戦はとてもハイレベル。私たちのライバル関係はどんどん良くなっている」と語った。

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