インタファクス通信によると、ロシアのノバク副首相(写真)は11日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスで取り決めた生産枠について、過去に超過した分を、8、9月の生産量削減によって全面的に相殺する意向を示した。写真はサンクトペテルブルクで6月撮影(2025年 ロイター/Anton Vaganov)
[モスクワ 11日 ロイター] – インタファクス通信によると、ロシアのノバク副首相は11日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスで取り決めた生産枠について、過去に超過した分を、8、9月の生産量削減によって全面的に相殺する意向を示した。
ロシアは4月以降、生産枠を累計で日量69万1000バレル超過しており、相殺する義務がある。
ノバク氏はまた、ロシア政府がガソリンの全面的な輸出禁止を依然検討中であり、今後数日間の市場価格次第で結論を出すと述べた。
ロシアは現在、8月31日までの措置として、再販業者による小規模なガソリン輸出のみを制限しており、石油企業は輸出を認可されている。
ロシアで生産されるガソリンは年間で約4400万トン。エジプトとトルコが主に輸入している。
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