▼自己紹介
坂田農園は現在
イチゴ5000㎡ みかん30000㎡ 米16000㎡
という面積で営農しています。玉名市天水町という小さな町ですが、農業が盛んな町です。熊本特有の豊富な地下水を資源に、広大な玉名平野で量販店、海外輸出、個人商店、ふるさと納税などに当農園の作物を販売しております。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
昨今の物価高による経費増加。
この問題は生産物がある業種では喫緊の課題となっています。
当農園も近年では販売単価は上がらず、経費だけ増加し経営を圧迫し続けています。世の中の流れは賃上げなどいい流れかもしれません。
しかし農産物において、価格は流通の問題があるにも関わらず据え置きが続いています。なぜでしょうか?
農産物は生活に直結しているから単価を上げてはいけないのでしょうか?
そんな状態が続いていたら設備投資できず、近年の異常気象も相まって、潰れて行く農家が山ほど出てくると思います。🥲
私たちも同じです。
当農園では、自分のところだけでなく、他の農家さんにも使えるような設備、機械を購入し地域農業に貢献したい!💪
その先駆けとしてプロジェクトを立ち上げました!
▼プロジェクトの内容
このプロジェクトでは、取り回しができる農業機械等の設備購入に重点をおいて進めていきます。
1・常温煙霧機
この機械は農薬や液体肥料を霧状にすることができ、従来の散布方法よりも短時間且つ効果的に散布することができます。
通常の散布ですと、作液から散布終了まで約90分かかっていました。
しかし、この機械だと、2000平米のハウスを作液含めて、行って帰ってくるだけの約15分と1/6に作業時間を減らすことができます。
もちろん、じっくりかけたほうがいい時もありますが、繁忙期に栄養をあげたいのに!のような時にはもってこいの機械です。持ち運びできるところがまたミソです!
2.農用高所作業車
この機械は高所を作業するための機械になります。搭乗部には人の他に荷物を乗せる運搬車としても活躍します。
何でも一人作業が当たり前になってきた近年の農業において、危険な高所作業をいかに安全に遂行するために必要になります。
今回のプロジェクトでは1番大きい規格の、最大高さ3メートルのものになります。高いビニールハウスの天井に登らなくてもよくなるので、危険は少なく、ハウスの整備など効率的に作業を進めることができます。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
『機械があれば仕事がはかどり、いいものを作る手間がかけれるのに』
人件費も年々驚くほどの上昇で対応できない農家が増えています。
そこで、坂田農園が天水町のフラッグシップモデルとなり、『必要だけど高くて買えない』『痒いところに手が届く』ような機械を購入し、当農園の作業効率アップを図ったり、レンタル事業などをしたり農家の根本である、
『助け合い』
を私を含めた天水町の若き担い手で行なっていきます。
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