この夏 注目の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」まもなく今帰仁村にオープン! どうアクセスする?  渋滞を避けるにはどうすればいい?

2025年7月25日に沖縄・今帰仁村にオープンする「ジャングリア沖縄」

2025年7月25日に沖縄・今帰仁村に大型テーマパーク「ジャングリア」がオープンします。アクセスするにはどうしてもレンタカーになりそうですが、それに伴う渋滞も発生しそうな見込みです。どうすればいいのでしょうか。オープン前に考えました。

まもなく開業する注目の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」

 2025年7月25日(金)、沖縄県・今帰仁村(なきじんそん)に、沖縄の自然をテーマとした大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」がオープンします。

 このテーマパークは沖縄のみならず、本土から訪れる観光客の熱い注目も集めています。ただ、気になるのが沖縄本島の空の玄関口、那覇空港からのアクセスです。

 那覇空港から鉄道での移動が可能なのは那覇市内や浦添市の一部に限られ、ジャングリア沖縄のある本島北部へのアクセスは、中距離バスもしくはレンタカーに限られます。そしてホテルやビーチ、その他の観光地との行き来を考えると、多くの観光客が那覇空港に到着後、移動の足としてレンタカーを選択せざるを得ない状況にあります。

 ジャングリア沖縄は今帰仁村の内陸部に立地していることから、レンタカー利用の観光客が集中により、かなりの渋滞が発生するおそれがあるのです。

 もちろん、運営会社もこうした課題を把握しており、開業を1カ月後に控えた6月25日(水)には「沖縄の県内各所(空港、那覇市内、名護市内、提携ホテルなど)からジャングリア沖縄を結ぶバス『ジャングリアエクスプレス』の運行」「公共交通の予測利用人数、駐車場の受け入れ可能台数を考慮したチケットの販売数量設定」「予約制駐車場」「外部提携パーキングの確保」など、複数の渋滞対策が発表されました。

 これらの施策、とくに「チケットの販売数量設定」「予約制駐車場」は、施設周辺の渋滞抑制に一定の効果を発揮しそうです。

 ただそれでも、地域交通への影響を完全に抑え込むことはできないのではないかという不安があるのも事実です。

 その理由は、ジャングリア沖縄周辺、今帰仁村の南に隣接する名護市を含めた交通環境にあります。

 ジャングリア沖縄へのアクセスに使うメインルートは、名護市から片側一車線の「県道84号名護本部線」となると思われます。ジャングリア沖縄へは、この県道から信号のない交差点を右折しますが、この交差点の前後は片側1車線で右折レーンもないことから、往路のボトルネックになると予想されるのです。

 沖縄県では8月11日までを工期とし、この交差点の名護市方面からの車線に長い右折レーンを設置する工事を進めており、完成すれば渋滞抑止に一定の効果が見込まれるでしょう。ただし、絶対的な交通量も少なくないことから、スムーズな交通の流れを実現するためには、この交差点に「信号機の新設」が必要になるかもしれません。

 またジャングリア沖縄からの帰路に同じ県道を使うと、名護市内で公立名桜大学の前を通り、国道58号と交差する「白銀橋(東)」交差点に至ります。ただ同大学では学生の約6割がクルマで通学しているため、授業の終わる時間帯には現状でもこの区間の混雑が目立ちます。

 ここにジャングリア沖縄帰りのクルマが加わることで、国道58号に出るまでにかなりの時間がかかる可能性があるのです。

スマホ地図アプリで常にリアルタイムの渋滞を考慮したほうがいい

 その先、那覇市方面へは、白銀橋(東)交差点を右折して国道58号を南に進み、海沿いを走って沖縄自動車道「許田IC」を目指すことになります。このルートには名護市内から恩納村(おんなそん)、那覇方面へのクルマが集中し、さらに許田IC手前の「数久田IC」で国道58号「名護東道路」からのクルマが合流するため、夕方を中心に渋滞が頻発します。

 ジャングリア沖縄の開業で交通量が増えると、この渋滞も、さらに長くなる可能性があります。

名護市方面からジャングリア沖縄へは「県道84号名護本部線」を右折してアクセスする。新たに右折レーンを設置する工事が沖縄県の手で進められている

 このように名護市内を抜けるのに時間がかかることを考えると、ジャングリア沖縄から那覇方面へは、あえて名護市街地方面とは反対側に進み、羽地内海沿いを走る国道505号に入り、県道71号から国道58号を経由して「伊差川IC」から名護東道路というルートが最適解になりそうです。

 ただ実際にどの道路を使えばもっとも早く許田ICに着くことができるかは、その日、さらにはその時間帯の交通状況に左右される部分が大きくなります。面倒でも、ジャングリア沖縄の駐車場を出るときにGoogleMapなどスマホのナビアプリで最短ルートを探すことをお勧めします。

沖縄自動車道と並行する国道58号は恩納村より南でほぼ全線が片側2車線以上だが、各所にボトルネックがある

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 さて、沖縄旅行最終日にジャングリア沖縄を訪れたあと、レンタカーを返却して那覇空港から19時前後の飛行機に乗る場合、遅くとも何時くらいにジャングリア沖縄を出なければならないのでしょうか。

 夕方の那覇空港周辺の道路は渋滞が激しく、空港南側の豊見城市方面に多く所在するレンタカー営業所のなかには、返却の目安を「飛行機出発の3時間前」としているところもあります。さらにレンタカー営業所近隣のガソリンスタンドも、夕方にはレンタカーに給油する観光客で長い待ち時間が発生します。

 沖縄自動車道からつながる那覇空港自動車道は、現在バイパス工事により終点の「豊見城・名嘉地IC」の「空港側出入口」が利用できず、手前の「東側出入口」しか使えません。そのため高速出口を出てガソリンを給油、レンタカー営業所までは「30分」では足りないくらいです。

 こうしたさまざまな要素を勘案すると、19時の飛行機に乗るためには、ジャングリア沖縄を14時過ぎに出るのがギリギリの線ではないでしょうか。

 意外に早いと感じる人もいると思いますが、もし飛行機に乗り遅れると、チケットの変更や新たな購入で余分な費用がかかります。さらにピーク時の沖縄からの空路は、翌日、翌々日にも空席が見つからず、仕事や学校に大きな影響が出ることも想定されます。

 旅行の最終日にジャングリア沖縄を訪ねるときは、時間には余裕を持って行動し、かつ那覇市方面への移動中も、つねにGoogleMapなどのナビアプリで交通状況を確認し、事故や渋滞などを避けるルートを選ぶなど、臨機応変に対応しましょう。

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