ゼレンスキー大統領、物資供給や対ロ制裁強化巡り米議員と協議

 7月11日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)は、防空網の改善と対ロシア制裁の強化について、2人の米議員と協議したことを明らかにした。写真は10日、ローマで撮影(2025年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)

[11日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、防空網の改善と対ロシア制裁の強化について、2人の米議員と協議したことを明らかにした。

ゼレンスキー氏は11日の早朝にテレグラムで、ウクライナに関する国際会議に合わせてローマでリンゼー・グラム上院議員(サウスカロライナ州選出、共和党)とリチャード・ブルメンタール上院議員(コネチカット州選出、民主党)に会ったと述べた。2議員は、ロシアに対するより厳しい懲罰的措置を課す法案を支持している。

「今、われわれの優先事項は防空を強化することだ。ロシアは1回の攻撃で1000機のドローンを使うことを望んでいる」と指摘。

「従って、防衛力を強化すること、特に迎撃用ドローンに投資することが重要だ。われわれは、米国からの継続的な供給と武器の共同生産について話した」と述べた。

その上で、ウクライナは欧州と協力し、「人命を守るため大規模な米国の防衛パッケージ」を購入する用意があると述べた。

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