イタリア鉱工業生産、5月は前月比0.7%減に反転 一段と低迷

 イタリア統計局(ISTAT)が10日発表した5月の鉱工業生産は、前月比0.7%減少した。写真は昨年4月、イタリアの高級ハンドバッグ工場で撮影(2025年 ロイター/Jennifer Lorenzini)

[ローマ 10日 ロイター] – イタリア統計局(ISTAT)が10日発表した5月の鉱工業生産は、前月比0.7%減少した。4月の予想外の増加から反転し、製造業部門の一段の低迷が示された。

ロイターがアナリスト14人に実施した調査による予想は横ばい、前月は0.9%増(1.0%増から改定)だった。

5月の鉱工業生産は、前年同月比では調整済みで0.9%減、予想は0.2%増だった。4月は0.1%増で、2年超ぶりに増加した。

ISTATは、5月はエネルギーを除く全部門が前月比で減少したとする一方、3─5月に12─2月期比0.6%増加したことが示すように、工業活動の安定化が進んでいるようだと分析した。

シンクタンクのプロメテイアは、第2・四半期の工業生産は前期比で小幅増となる可能性があると指摘。実現すれば2四半期連続の増加となり、最近と比較して「緩やかな方向転換」が示されるとした。

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