英仏首脳、新たな移民抑止策の必要性で合意 10日会談へ

 7月9日、スターマー英首相(写真右)とマクロン仏大統領(左)は不法移民問題に対する新たな解決策の必要性で合意し、10日の会談に向けた土台を築いた。写真は9日、ロンドンで代表撮影(2025年 ロイター)

[ロンドン 9日 ロイター] – スターマー英首相とマクロン仏大統領は9日、不法移民問題に対する新たな解決策の必要性で合意し、10日の会談に向けた土台を築いた。英首相府が明らかにした。

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後、EU加盟国の首脳が国賓として訪英するのは初めて。両首脳は昼食会で、フランスから英国に入る移民を阻止するための具体的な進展の必要性について話し合った。

英首相府が公表した要旨によると「両首脳は、不法移民と小型船による渡航の脅威に対処することは共通の優先事項であり、共通の解決策が必要であることで合意した」。

「(移民を仲介する)ギャングのビジネスモデルを打破するための新たな抑止力など、新たな革新的な解決策をさらに進め、前進させる必要性について一致した」という。

スターマー氏は、移民送還での合意を目指している。ただ、フランスはこれまで、英国はEU全体と交渉すべきだとして、送還協定に否定的な考えを示している。

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Sachin Ravikumar is a correspondent for Reuters in London covering general news from across the UK. Over nine years at Reuters, he has helped run various breaking news teams, reported on business and general news from India and worked as a desk editor.

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