中国人民銀、一部金融機関に最近のドル安への見解尋ねる=関係筋

中国人民銀行(中央銀行)が一部の金融機関に対し、最近のドル安に関する見解を尋ねたことが、複数の関係筋の話で分かった。北京の人民銀本部で5月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang/ File Photo)

[7日 ロイター] – 中国人民銀行(中央銀行)が一部の金融機関に対し、最近のドル安に関する見解を尋ねたことが、複数の関係筋の話で分かった。

先週行った調査で、最近のドル安の原因、人民元相場見通しを質問したという。

人民銀からはコメントを得られていない。

関係筋の1人によると、人民銀は調査の目的を明示していないものの、元の急激な上昇を懸念していることの表れの可能性がある。

別の関係筋は、米国との貿易交渉が進む中、ドルの見通しを評価しているようだと述べた。

米国の貿易・経済政策がドルの重荷となる中、ドル指数はトランプ米大統領が「解放の日」と位置付けて貿易相手国に対する関税を発表した4月2日以降6.6%下落。一方、元は比較的安定しており、同日以降わずか1.3%の上昇にとどまっている。

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