江戸時代から続くとされる伝統行事、「村上大祭」が村上市で行われ、「おしゃぎり」と呼ばれる豪華な山車を引いて市内を練り歩きました。

村上大祭は、毎年7月に行われている伝統行事です。

高さ5メートルほどの山車を引いて市内を練り歩く「おしゃぎり巡行」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

7日は、まず、金ぱくや漆塗りの彫刻など豪華な飾りが施された「おしゃぎり」と呼ばれる山車18台が地元の神社にそろいました。

続いて、武将が馬に乗って凱旋する様子をあらわした「荒馬」の子どもなどの先導で「おしゃぎり」を引いて、市内を練り歩きました。

「おしゃぎり」には子どもたちも乗り込み、太鼓をたたいたり笛を吹いたりして、祭りを盛り上げていました。

60代の女性は「初めて見て感激しました」と話していたほか、30代の女性は「祭りに参加して、伝統に触れることができてよかったです」と話していました。

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