チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、90歳の誕生日を迎え、「一介の仏教僧」として、今後も人間的価値と宗教的調和を促進する使命に注力していくとのメッセージを自身のウェブサイトに掲載した。写真は5日の長寿祈願行事(2025年 ロイター/Anushree Fadnavis)
[ダラムサラ(インド) 6日 ロイター] – チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、90歳の誕生日を迎え、「一介の仏教僧」として、今後も人間的価値と宗教的調和を促進する使命に注力していくとのメッセージを自身のウェブサイトに掲載した。
ダライ・ラマは、90歳の誕生日に後継者について話すと述べている。2日には後継者選定を巡り「輪廻転生」制度を存続すると表明した。長寿を祈願する儀式が執り行われた5日は、130歳以上生きたいと述べた。
亡命先のインド北部ダラムサラで行われる祝賀行事には、世界中から何千人もの信者、米俳優リチャード・ギアさんをはじめとする著名人、米国とインドの政府関係者らが出席する予定だ。
世界各国から祝福のメッセージが寄せられた。
インドのモディ首相は「14億人のインド国民とともに、ダライ・ラマ法王の90歳の誕生日を心からお祝いする。法王は愛、慈悲、忍耐、道徳的規律の永続的な象徴である」とXに投稿した。
ルビオ米国務長官は、ダライ・ラマが「団結、平和、思いやり」のメッセージを体現し、人々を鼓舞し続けていると述べた。
米国務省は「米国は、チベット人の人権と基本的自由の尊重の促進に強くコミットしている。われわれは、チベット人が干渉されることなく宗教的指導者を自由に選択し崇拝できることを含め、チベット人独自の言語的、文化的、宗教的遺産を保護する努力を支持する」と表明した。
中国は、後継者選定は中国の承認が必要と主張している。
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