
寄港するクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」=高岡市の伏木港で
米国船社のクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」(英国船籍、11万5906トン)が4日、高岡市の伏木港(伏木富山港伏木地区)に寄港した。同港にクルーズ客船が入港するのは本年度は3隻目。
クルーズ船は1日に横浜港を出港し、秋田港を経由して伏木に入り、4日夕に敦賀港へ向かい、釜山(韓国)などを巡る9泊10日の日本1周クルーズ。乗船客は約2890人で日本人が4割と多く、ほかは米国やカナダ、オーストラリア、台湾など。
全長約290メートル、幅37・5メートルの豪華客船が午前9時に伏木万葉埠頭(ふとう)の岸壁に接岸。乗船客は黒部立山アルペンルートや五箇山、白川郷、金沢へのツアーバス、高岡駅前までのシャトルバスに乗り込んで目的地に向かった。
シャトルバスの行列に並んだ埼玉県の夫妻は「国宝瑞龍寺に行く。時間のある限り高岡を見て回りたい」、ハワイ在住の米国人の3人家族は「高岡市内のおすすめの場所を歩いて巡りたい」と話した。
市は今回初めて試験的に高岡駅前からイオンモール高岡までの路線バスを利用する客にバス無料券を配布した。市担当者は「伝統的街並みや大型店のショッピングを楽しんで市内に長く滞在してもらえるか、乗船客の動向を調べたい」と話す。イオンモール高岡とタクシー会社「高岡交通」は今回から誘客に連携。市や民間が乗船客の受け入れに今まで以上に積極的に取り組み始めている。
ダイヤモンド・プリンセスは9月23日、10月28日、11月6日にも寄港する。 (武田寛史)

WACOCA: People, Life, Style.