イスラム組織ハマスは、米国が提示したパレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの停戦案に対する回答を提出した。5月撮影(2025年 ロイター/Amir Cohen)
[カイロ/テルアビブ 4日 ロイター] – イスラム組織ハマスは、米国が提示したパレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの停戦案に対し「前向きな精神」で4日に回答したと明らかにし、人質解放と紛争終結に向け直ちに協議に入る用意があると表明した。
ハマスは公式ウェブサイトで、
最新提案を巡る内部協議が完了し、仲介者に
回答を提出したと表明。
「前向きな精神」をもって回答したとし、
「全ての真剣さをもって、
この枠組みを実施するための新たな交渉に
直ちに入る完全な準備ができている」とした。
トランプ米大統領は1日、イスラエルがハマスとの60日間の停戦を確定させるために必要な条件を受け入れたと表明。この日、ハマスがイスラエルとの停戦を巡る米国の「最終提案」を受け入れるか24時間以内に明らかになると述べていた。
イスラエルのネタニヤフ首相は、トランプ氏の表明について今のところ公にコメントしていないが、週明け7日にワシントンを訪問しトランプ氏と会談する。
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