米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は4日、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県で予定する第2工場建設計画を先延ばしし、米国事業を優先する方針だと伝えた。写真は同社のロゴ。2021年1月、台湾の新竹で撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)
[4日 ロイター] – 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は4日、台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW), opens new tabが熊本県で予定する第2工場建設計画を先延ばしし、米国事業を優先する方針だと伝えた。トランプ米政権の高関税政策の影響を回避する。
TSMCは第2工場について、当初2025年第1・四半期の着工を予定していたが、魏哲家董事長は6月、現地の交通渋滞を理由に計画が若干遅れるとの見通しを示していた。
WSJによると、計画に詳しい筋は、第2工場建設計画がさらに後ずれする公算で、着工時期はもはや見通せない状況だと述べたという。
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