公開日時 2025年07月03日 12:53更新日時 2025年07月03日 12:53
下地 誠氏
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琉球新報朝刊
沖縄県文化芸術振興会は6月26日の理事会で、前県労働委員会参事監兼事務局長の下地誠氏(60)を理事長に選出し、同日就任した。同会は4月に県文化振興会から名称を変更した。
下地氏は県文化振興課長、文化観光スポーツ部観光政策統括監、商工労働部産業振興統括監などを歴任した。「沖縄の文化・芸術を下支えする事業に取り組む。今年は戦後80年平和祈念事業にも力を入れていきたい」と抱負を語った。
同振興会は県芸術文化祭や伝統芸能公演、文化活動支援助成事業、おきなわ文学賞などの事業に取り組んでいる。県公文書館の指定管理者でもある。
戦後80年平和祈念事業は11月23日に「お笑いで見る戦後史 笑いまショーおきなわ」を那覇文化芸術劇場なはーとで、来年1月に「伝統芸能で繋ぐ平和の心」を長野県で開催する。
前理事長の金城賢氏は1期2年務め退任した。
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