イラン大統領、IAEA協力停止法を施行 先月に議会通過済み

 7月2日、イランのペゼシュキアン大統領(写真)は、国際原子力機関(IAEA)との協力を停止する法律を施行した。6月12日、イランのイーラームで撮影。WANA提供(2025年 ロイター)

[2日 ロイター] – イランのペゼシュキアン大統領は2日、国際原子力機関(IAEA)との協力を停止する法律を施行した。国営メディアが報じた。

イランは、IAEAが西側諸国に味方し、イスラエルによる空爆を正当化しているとして、協力の停止を警告していた。

議会を先月通過していた同法は、IAEAがイラン核施設を今後査察する際には、イランの国家安全保障最高評議会の承認が必要だと定めている。

IAEAは「報道を把握しており、イランからのさらなる公式情報を待っている」とする声明文を出した。

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