中国中古住宅価格、6月は下落幅拡大 新築も伸び鈍化=民間調査

 7月1日、中国の民間不動産調査会社、中国指数研究院が発表した6月の国内100都市の中古住宅価格は下落幅が拡大し、一連の政策支援にもかかわらず、不動産市場の低迷が続いていることを浮き彫りにした。写真は2022年7月、北京市内で撮影(2025年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 1日 ロイター] – 中国の民間不動産調査会社、中国指数研究院が1日発表した6月の国内100都市の中古住宅価格は下落幅が拡大し、一連の政策支援にもかかわらず、不動産市場の低迷が続いていることを浮き彫りにした。

6月の中古住宅価格は前月比0.75%、前年同月比7.26%、それぞれ下落。5月は前月比0.71%、前年比7.24%の下落だった。

新築住宅価格も前月比0.19%上昇と、5月の0.30%上昇から伸びが鈍化した。

研究院は「不動産市場は依然として調整過程にあり、市場の安定化と回復にはさらなる政策努力が必要だ」と述べた。

不動産セクターの活性化に向け、金利の引き下げや住宅購入者向け優遇措置などが実施されているが、消費マインドの低迷や一部都市における供給過剰で、こうした措置の効果は限定的となっている。

ゴールドマン・サックスは6月のリサーチノートで、新築住宅の需要は年間500万戸未満となり、2017年のピークである2000万戸を大幅に下回る可能性が高いと述べた。

中国指導部は先月の閣議で、需要を促進し、供給を改善し、不動産市場をより効果的に安定させるために政策を最適化すると表明した。

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