民間シンクタンク、ニュージーランド経済研究所(NZIER)が1日発表した第2・四半期の企業信頼感は、インフレ圧力の緩和を示す兆候が見られる中、前期から改善した。写真は2017年7月、ウェリントンで撮影(2025年 ロイター/David Gray)
[ウェリントン 1日 ロイター] – 民間シンクタンク、ニュージーランド経済研究所(NZIER)が1日発表した第2・四半期の企業信頼感は、インフレ圧力の緩和を示す兆候が見られる中、前期から改善した。
業況全般が「改善する」と回答した企業から「悪化する」と回答した企業を引いた割合は22%で、前期の19%から改善した。
季節調整済みでは27%、前期は23%だった。
NZIERは報告で、「需要低迷を経験している企業と需要回復を期待している企業の間になお乖離が見られる。昨年8月以降の大幅な利下げは信頼感を押し上げたものの、低金利の効果が実体経済の活性化につながるまでには引き続き時間がかかっている」と指摘した。
第2・四半期の設備稼働率は89.4%で、前期の90.5%から低下した。
第2・四半期に値下げしたと報告した企業は差し引きで1%と、前期の8%から低下した。
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