欧州委員が今週米国側と会談へ、相互関税停止期限にらみ交渉加速

  欧州連合(EU)欧州委員会のセフコビッチ委員(通商担当)は、7月1日にトルコと協議した後に米首都ワシントンを訪れ、2日と3日にグリア米通商代表部(USTR)代表およびラトニック米商務長官と会談したい意向だと明らかにした。写真はEUと米国の旗と関税のイメージ。4月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[30日 ロイター] – 欧州連合(EU)は貿易を巡る米国との交渉で、多くの品目に一律10%の関税を適用する案を受け入れる用意があるが、医薬品、アルコール、半導体、民間航空機などの主要品目の関税を引き下げるよう求めている。ブルームバーグが30日、関係筋の話として報じた。

ブルームバーグによると、EUはこのほか自動車・部品に対する25%の関税と、鉄鋼とアルミニウムに対する50%の関税について、米国が割当制度や適用除外措置を実施することで実質的に緩和するよう求めている。

ロイターはこの報道内容を独自に確認できていない。

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