浦和レディースに激震続く 猶本光がライバルの東京ベレーザへ完全移籍 16日には塩越柚歩も

浦和レッズレディースから東京ベレーザへ移籍となった塩越柚歩選手と猶本光選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

女子サッカー・WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは30日、猶本光選手が日テレ・東京ヴェルディベレーザへの完全移籍が決まったことを発表しました。

猶本選手は、2012年に浦和レディースに加入。一時ドイツに渡りますが、2020年に復帰し、チームの主軸として活躍しました。日本代表では、2023年のアジア競技大会で2大会連続の金メダルに貢献。2023年のFIFAワールドカップに選出されるなど、代表通算40試合出場を数えます。

今季、WEリーグで3位に輝いた浦和レディースですが、16日には、ユース時代から15年間プレーした塩越柚歩選手が東京ベレーザに完全移籍することを発表。猶本選手でライバルチームに2人目の移籍となります。

また2人の他、すでに竹内愛未選手、栗島朱里、遠藤優選手、石川璃音選手らもが移籍準備のため離脱を発表しています。

猶本選手はクラブのホームページを通じて「なかなか結果が出ず苦しい時期が何年も続いたレッズレディースが、『強い』と言われるチームにまで成長していく過程を目の当たりにし、その中で一緒に戦えたことは私にとってかけがえのない財産です」とコメントをつづりました。

なお、移籍先となる東京ベレーザは、今季WEリーグ制覇。2025-26シーズンからは、今年3月まで浦和レディースを率いていた楠瀬直木監督が就任することが決まっています。

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