6月29日、フランスのロンバール財務相は、7月9日に期限を迎える欧州連合(EU)と米国の貿易協議について、より良い合意を確保するために期限を延長したいと述べた。10日、パリで撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[パリ 29日 ロイター] – フランスのロンバール財務相は、7月9日に期限を迎える欧州連合(EU)と米国の貿易協議について、より良い合意を確保するために期限を延長したいと述べた。
交渉の進展はなお不透明で、関係筋によると、EU側は米国が課した10%の「相互関税」がベースラインとなることはやむを得ないとの考えを強めているという。
ロンバール氏は29日付の仏紙ラ・トリビューン日曜版のインタビューに、米国との合意に前向きな考えを示した上で「期限については一度延期してほしい。7月9日に悪い協定が結ばれるより良い協定が結ばれることを望む」と語った。
ベセント米財務長官は今月、誠実に交渉している一部の国との期限が延長される可能性があると述べた。
ロンバール氏によると、EUがロシア産ガスの輸入を米国産に切り替える可能性があるという。
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