愛知県体育館ラストで棚橋が決めた 「名古屋の皆さん愛してます」

29日の新日本愛知大会で棚橋(左)と師弟対決した藤波はがっちり握手をかわした(C)新日本

 新日本プロレスは29日、愛知県体育館で棚橋弘至プロデュース興行「TANAHASHI JAM〜至(いたる)」を行った。

 ダブルメインとなった棚橋プロデュース試合の丸藤正道、棚橋弘至組と大岩凌平、清宮海斗組が激突。天才同士の共演は19分10秒、丸藤は清宮に不知火、棚橋が大岩にハイフライフローを決めて勝負を決めた。勝った棚橋は「U30の頃から10年以上、同じように戦ってきた。仲間としても意識してきた。お先に引退します」と来年1月4日の東京ドーム大会での引退を改めて言い放つ。「名古屋の皆さん、愛してます」といつものフレーズで締めた。

 さらに愛知県体育館での最後の試合。「若手の頃からIWGPなどいろいろやらせてもらったけど、思い出、歴史を紡いできた」と涙ぐむ。「社長だし、エースだし最後までしっかりやりますよ」と気を取り直していた。

 

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