西スポWEB OTTO!のゴルフ企画は今回、山口県山陽小野田市の「厚狭ゴルフ倶楽部(GC)」をラウンドした。山口県屈指のパブリックコースは、高級感あふれるクラブハウスや瀬戸内海を望むロケーションが魅力だ。多くのホールがティーショットをのびのびと打てる上、2打目以降も高低差が少なくおおむねフラット。ゴルフ本来の爽快感を味わえるコースであるがゆえに、落とし穴も潜んでいて…。
■ゴルフは煩悩との闘い
この日、自らに課したテーマは、ドライバーショットの安定だ。
「力まず、ゆったり。ゆったり、力まず」
スタートのイン10番(パー5)は、心の中でこうつぶやきながらティーショットを放った。
少々ダフって距離を残したが、2打目以降はアイアンで刻んで4オン2パットのボギースタート。続く11番ショートもボギー、12番でパーを取り、入りの3ホールは上々の滑り出しとなった。
国内最大級のゴルフ関連ポータルサイト「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」の協力で行う本企画でスコア90切り安定を目指して1年近く。この間の平均スコアは95.6。直近3カ月はプライベートのラウンドを含めて101、93、82、94、90、92と安定してきたが、平均92にとどまる。80台安定は、すぐそこのようでなかなかたどり着けないというのが実感だ。
計算上は18ホール全てボギーで回れば、スコアはちょうど90。欲を出さず、基本ボギー、時々パー作戦を地道に実行すればいいのだが、ゴルフというスポーツを通じて、欲を断ち切る難しさを痛感する。
■欲張らないという哲学
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