米との経済協定、30日以内の合意目指すことで一致=カナダ首相

 6月16日、カナダのカーニー首相(写真右)は、米加両国が30日以内に新たな経済・安全保障協定を締結するよう取り組むことでトランプ大統領(写真左)と合意したと明らかにした。同日、アルバータ州カナナスキスで代表撮影(2025年 ロイター)

[カナナスキス(加アルバータ州) 16日 ロイター] – カナダのカーニー首相は16日、米加両国が30日以内に新たな経済・安全保障協定を締結するよう取り組むことでトランプ大統領と合意したと明らかにした。

カナダ首相府は「カーニー首相とトランプ大統領は、カナダと米国の新たな経済・安全保障関係に関する交渉で提起された主要課題について最新情報を共有した」と表明。「両首脳は今後30日以内の合意に向けて交渉を進めることで一致した」と述べた。

カーニー氏の報道官は声明の文言について、双方が今後30日以内の合意を望んでいることを意味していると説明した。

首相府はカナダ政府が米国の関税措置の一部が維持されるという考えを受け入れたことを意味するかとの質問に現時点で返答していない。

トランプ氏は先に、カナダとの新たな経済協定は実現可能としつつも、関税が含まれる必要があるという考えを示していた。

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