
ペルー最高峰のワスカラン山(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同
ペルー中部にある同国最高峰のワスカラン山(標高6768メートル)を登山中の日本人女性2人が遭難し、捜索を続けていた救助隊が25日、2人を発見した。このうち、医師で登山家の稲田千秋さん(40)=山梨県北杜市在住=は現場で死亡と判断された。稲田さんが所属する東京の団体が設置した遭難対策本部などが明らかにした。
稲田さんは、吉永小百合(80)の主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(10月31日公開)のスタッフの一人だった。女性登山家の田部井淳子さんの実話をもとにした作品で稲田さんは吉永の登山シーンに同行し、何か起きた時に対応できるよう「山岳医」を務めた。
対策本部によると、もう一人は寺田紗規さん(35)。寺田さんは意識があり、歩行可能な状態とみられ救助隊と下山中。2人は登山経験が豊富で、稲田さんは「てっぺん…」だけでなく山岳医として活動していた。ペルーメディアによると、ワスカラン山は南米で最も登るのが難しい山の一つとされ、今回に向けて入念に準備していたという。2人は今月上旬にペルーに入国。ワスカラン山の山頂直下、標高6600メートル付近で稲田さんが低体温症によるとみられる体調不良で動けなくなり、24日に救助を求めた。
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