サッカーの2006年W杯を巡る脱税疑惑に関し、ドイツの裁判所は25日、ドイツサッカー連盟に10万ユーロを超える罰金を言い渡した。ドイツのフランクフルトで2016年3月撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[フランクフルト(ドイツ) 25日 ロイター] – ドイツの裁判所は25日、サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)を巡る脱税疑惑を巡り、ドイツサッカー連盟(DFB)に10万ユーロ(約1700万円)を超える罰金を言い渡した。
06年にドイツで開催されたW杯を巡っては、関連イベントを巡る使途不明金が問題となっていた。DFBが提出した税務申告書には関連イベントのため、国際サッカー連盟(FIFA)へ670万ユーロを支払ったと記載されていたものの、実際にはそのイベントは行われていなかった。
検察当局はこれらの資金が別の目的で使われ、控除対象に当たらないとしていた。問題となった支出は、06年大会の開催国選出に向けた票の買収に使われたとの疑惑を持たれていた。
16年にDFBが委託した第三者調査では、この670万ユーロはFIFAを経由したアディダスCEO(当時)からの融資の返済だったとする見解が示されている。
DFBは声明で「判決によると、裁判所はDFBが06年W杯の収入を漏れなく申告し、課税もされていたと見なしている。ただし、670万ユーロの支出は06年ではなく02年の経費として計上し、申告すべきだったと判断された」とコメント。
同連盟は、審理が長引いたとして裁判所が罰金額から2万ユーロを差し引いたため、支払いは11万ユーロになるとも述べている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.