YouTubeで人気を博したチャンネル「世界からのサプライズ動画」が、6月26日(木)までにチャンネル停止(BAN)されたことが明らかになった。
「世界からのサプライズ動画」は、アフリカ系黒人のパフォーマーが日本語メッセージを掲げて踊るYouTubeチャンネル。
現在、YouTube上で「世界からのサプライズ動画」にアクセスすると「このページは利用できません」と表示される状態となっている。
売上の一部は寄付にあてられていた「世界からのサプライズ動画」
「世界からのサプライズ動画」は、一般社団法人WORLD SMILEが運営するYouTubeチャンネル。
アフリカ系黒人のパフォーマーが日本語メッセージを掲げて踊る有料サービスの一環として動画投稿が行われていた。
動画は1本4,500円~7,000円程度で注文でき、売上の一部は寄付にあてられていた。
「人種的ステレオタイプを助長している」との批判も
2022年には、YouTuberグループ・コムドットのチャンネル登録者数300万人達成や、ラッパー・ralphさんや、にじさんじのグウェル・オス・ガールさんなどへの祝いのメッセージで注目を集めた「世界からのサプライズ動画」。
当時、WORLD SMILEは「世界の笑顔──1人に喜んでもらえればいいのではなく、みんなが笑顔になれることを願っています」と語っており、実際に動画の制作が本業となった出演者もいたようだ。
一方、当時からSNSなどでは「人種的ステレオタイプを助長している」との批判の声も上がっていた。また、それ以前の2020年には、同種の動画を投稿するYouTubeチャンネルで、依頼者が出演者に人種差別発言を読み上げさせる事件が発生している。
こうした問題が今回の「世界からのサプライズ動画」チャンネル停止に影響したかは今のところ不明。
なお、「世界からのサプライズ動画」のXアカウントも5月31日以降の更新がない状態となっている。

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