前線の通過に伴い、東海地方では発達した雨雲がかかり愛知・岐阜・三重の3県では雨が強まっているところがあります。
26日遅くにかけて大雨となるおそれがあり、気象台は土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水や川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、前線の通過に伴って愛知・岐阜・三重の3県には発達した雨雲がかかり、雨が強まっているところがあります。

午後1時半までの1時間には岐阜県中津川市で23ミリの強い雨が、愛知県豊田市稲武で19ミリのやや強い雨が降りました。

愛知県や三重県では一部の地域に大雨警報が発表されています。

前線の通過に伴い、東海地方ではこのあと今夜遅くにかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みです。

これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

気象台は土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水や川の増水に十分注意し、竜巻などの激しい突風や雷、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

雷の音がしたり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、すぐに頑丈な建物の中に移動するなど、安全確保に努めて下さい。

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