シャープは5月、亀山第2工場(三重県)を、2026年8月までに親会社の台湾・鴻海精密工業に譲渡すると発表した。同工場は「亀山モデル」で一世を風靡(ふうび)した液晶テレビ向けパネルの生産拠点であり、先行した堺工場(大阪府)の閉鎖およびソフトバンク、KDDIへの土地、建屋の売却と併せて、シャープの大型液晶パネルの生産拠点はなくなった。
あとは、中小型パネルに最適な亀山第1工場(三重県)、白山工場(石…
残り403文字(全文603文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める
WACOCA: People, Life, Style.