きのう、大雨となった広島県では、週末にかけて警戒が続いています。

 広島県は、けさから再び発達した雨雲が流れ込みやすい状況となっていて、一時激しい雨が降ったところがありました。

 竹原市ではきのうの大雨で道路が壊れたため、およそ20世帯50人が孤立している地区があります。けさも時折、強い雨が降っていますが、竹原市は薬やオムツといった生活物資を、きょう中に届ける予定です。

 広島市の一部地域などには土砂災害警戒情報が出されていて、大雨に対する警戒が続いています。

 一方、山口県内では明け方から非常に激しい雨となりました。岩国市美和町で午前8時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

 周南市では、2キロにわたる道路の冠水で複数の車が立往生し、乗っていた人が救助される事態となりました。(09日11:39)

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