野田村の道の駅が、三陸沿岸道路野田インターチェンジそばに移転して20日、オープンし多くの人で賑わいました。
移転して新たにオープンしたのは、道の駅のだ「ぱあぷる」です。
これまでは三陸鉄道の陸中野田駅に隣接した建物に産直施設として入っていましたが、多くの利用客を呼び込もうと、三陸沿岸道路野田インターチェンジの近くに移転しました。
南部曲り家をイメージした建物で、広い軒下を設けた特徴的な造りとなっています。
まず、地域に伝わる神楽の演舞や、地元の保育園児によるステージ発表などのイベントが行われオープンを祝いました。
産直コーナーではオープン前からたくさんの人が列を作り、午前10時のオープンとともに、地元で採れた新鮮な野菜や特産品の「のだ塩」、それにやまぶどうを使った商品などを買い求めていました。
八幡平市から訪れた男性は「沿岸に産直巡りに来た。のだ塩とか、やまぶどうのワインを買っていきたい」と話していました。
地元の女性は「施設の中も広々していて気持ちがいい」と話していました。
道の駅のだ「ぱあぷる」の坂下誠駅長は「周りに緑が多く海の潮騒が聞こえる場所で、天気が悪くても軒下で休むことができる。道の駅に遊びにきてほしい」と話していました。
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