長野県知事の阿部守一(左)とデイトナ・インターナショナルの佐々木聡代表取締役社長CEO

「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」などを運営するデイトナ・インターナショナルはこのほど、長野県と包括連携協定を締結した。県庁と連携しながら、信州ブランドの県内外への情報発信や社会課題の認知向上にまつわるプロジェクトを進める。

長野県鳥獣対策室・ジビエ振興室(当時)と連携し、捕獲された野生鳥獣を“地域資源”として活かすジビエ活用プロジェクトの一環として、ジビエを食べる機会の少ない若年層に向けて、手軽に楽しめる商品を開発

再エネプロジェクト「フリークス電気」と長野市を拠点に活動をするNPO法人「シナノソイル」がタッグを組み、耕作放棄地を有効活用した長野
県産のポップコーン用とうもろこし『爆裂シナノポップ』を栽培した

「通学白書 “行きも帰りも青春です”」をテーマに、長野県の高校生参加型のヘルメットシェアリレー キャンペーンの開催や、 「フリークス ストア」とヘルメット専門ブランドbern(バーン)と共同企画にしたヘルメットを発売

同社はこれまでにも、長野県の獣害問題に着目したジビエ活用企画や、耕作放棄地を活用した再エネプロジェクト「フリークス電気」、県内高校と連携した交通安全意識を高める企画などを実施し、県が抱える課題解決に取り組んできた。これらの実績を踏まえ、包括連携協定を締結するに至った。

長野県PRキャラクター「アルクマ」

協定締結を記念して、長野県PRキャラクターの「アルクマ」を用いたオリジナルTシャツを製作。公式ECサイトで受注を受け付ける。価格は3993円。収益の一部は、企業版ふるさと納税を通じて寄付する。

同社は社内のコンテンツ力を活かした地域創生の取り組みに力を入れている。静岡県静岡市とも包括連携協定を結び、農業や観光、中心商店街の活性化などに取り組んでいる。

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