去年、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の事務局長で岐阜市在住の木戸季市さん(85)が事務局長を退任して顧問となりました。

日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会は、19日まで都内で定期総会を開きました。

このなかで2017年から事務局長を務め、国際会議などで核廃絶を訴えてきた岐阜市在住の木戸季市さんが退任して顧問となりました。

退任にあたって木戸さんは「いま世界ではあらゆる場所で戦争が起こっており、第3次世界大戦が始まっているのではないかという思いだが、私たちが再び被爆者を作るなという願いでやってきた運動は、最も人類を守るものだと思っている」と述べました。

木戸さんは先月、「岐阜県原爆被爆者の会」の会長も退いています。

WACOCA: People, Life, Style.