2025年6月19日 | 17:30:05

(VOVWORLD) – ロシアは今月2日、トルコで行われたウクライナとの直接交渉の場で、東部および南部の4州、ならびに南部クリミア半島のロシア編入を承認すること、また軍事同盟への加盟を放棄することなどを求める和平案を提示していました。




プーチン氏、条件受け入れを要求 ウクライナとの和平で - ảnh 1ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(写真:Sputnik/Alexei Danichev/REUTERS)

ロシアのプーチン大統領は、19日未明に北西部サンクトペテルブルクで行われた各国通信社の代表との会見で、ウクライナ情勢を巡るロシアの和平案について、ウクライナが受け入れなければ「彼らにとっての状況はさらに悪化する」と主張し、即時の合意を求めました。

ロシアは今月2日、トルコで行われたウクライナとの直接交渉の場で、東部および南部の4州、ならびに南部クリミア半島のロシア編入を承認すること、また軍事同盟への加盟を放棄することなどを求める和平案を提示していました。

プーチン大統領は、「現在の紛争を終わらせるだけでなく、長期的な視点で再発を防ぐ解決策が必要だ」と強調しました。その上で、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談にも応じる用意があると述べましたが、同時にゼレンスキー氏について「任期が終了しており、合法的な大統領ではない」との認識を改めて示しました。そして、和平合意には「合法的な政権が署名すべきだ」と強調しました。

なお、今回の会見には、昨年出席していた共同通信や韓国の聯合ニュースは招待されていないということです。(共同通信)

WACOCA: People, Life, Style.