ブラジル中央銀行は18日、政策金利(SELIC)を14.75%から15%に引き上げることを決めたと発表した。
これまで継続してきた利上げがインフレと経済活動に及ぼす影響を見極めるため、金融引き締めサイクルを休止する可能性が高いとの見通しを中銀は同時に示唆した。
ブラジル中銀は声明で、「予想されるシナリオが実現した場合、累積的影響を分析する必要から利上げサイクルの休止を政策委員会は想定している。現在の金利水準が非常に長期にわたり安定すると仮定した場合、それがインフレの目標への収れんを確保するために十分かどうか判断する」と説明した。
ブルームバーグが調査したエコノミスト32人のうち12人が0.25ポイントの利上げ、他の20人は金利据え置きを予想していた。
ブラジル中銀は昨年12月から3回連続で1ポイントの大幅利上げに動いた後、5月は0.5ポイント、今回は0.25ポイントと引き締め幅を縮小して利上げを継続した。昨年9月に開始した7回連続の引き締めを通じて、利上げ幅は4.5ポイントに達した。
2028年までの物価上昇率が目標の3%を大きく上回るとの予測を踏まえ、中銀は引き締めサイクルを延長した。国際貿易を巡る不確実性は成長のリスクだが、低い失業率と政府支出が国内経済活動を支える要因として働いている。

原題:Brazil Lifts Key Rate to 15% and Signals High Bar for New Hikes(抜粋)
(中銀の声明内容などを追加して更新します)

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