子どもを中心に感染し、激しいせきが続く「百日せき」の県内の患者数は、15日までの1週間で過去最多の96人となりました。
県は感染対策の徹底を呼びかけています。

「百日せき」は、激しいせきが続く細菌性の感染症で、特に生後6か月以下の乳児が感染すると、重症化して死亡するおそれもあります。

県によりますと、15日までの1週間に県内の医療機関から報告された患者数は、前の週より18人増えて96人となり、現在の方法で記録を取り始めた2018年以降で最も多くなりました。

さらに、ことしの累計の患者数は、これまでに533人にのぼり、過去最多を更新し続けています。

今シーズンは全国的に「百日せき」が流行し、ワクチンを接種する前の乳児が死亡するケースや、これまで治療に使われてきた抗菌薬が効かない「耐性菌」に感染するケースも各地で報告されています。

日本小児科学会は、生後2か月を迎えたら速やかに定期接種のワクチンを接種するよう呼びかけています。

また、ほおなどに赤い発疹が出る「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の流行も続いていて、15日までの1週間で1医療機関あたりの患者数は4.24人と、10週連続で警報レベルになっています。

県は、マスクの着用や手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

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