ファン・ブースターの皆さんから募集した質問にガチャガチャと答えていく「ガチャガチャインタビュー」。

第10回は初めてチアのメンバーが登場! シーホース三河専属チアリーダー『Super Girls』キャプテンのMISAさんとバイスキャプテンのCHISAKIさんが皆さんの質問に答えます。

 

Question

 

 

―こちらのガチャガチャの中にファン・ブースターの皆さんより事前にいただいた質問を入れてありますので、一つずつ引いていただいて、中に入っている質問に答えていただけますか。

 

「皆さんがチアリーダーになったきっかけは何ですか? また、チアのどんなところに魅力を感じていますか?」
「いろんなスポーツがある中で、どうしてバスケットボールのチアさんを選んだのですか?」

 

CHISAKI:『ダンドリ。』という榮倉奈々さんが主演のチアダンスのドラマがきっかけです。私はすごいドラマっ子で、ドラマをたくさん見ていたのですが、小学校低学年の時に『ダンドリ。』にめちゃくちゃハマって。ドラマの視聴率は高くなくて、あまり話題にはならなかったのですが、私は「絶対にチアやりたい!」とすごく影響を受けました。いまでも1話から最終話までの全話のビデオが残っています。

MISA:すごく貴重な存在だね!

CHISAKI:そう、貴重なの(笑)。

それと同じ頃に、野球応援をするチアリーディング部を見る機会がありました。「チアリーディング」は組体操みたいなアクロバティックな演技がメインでの競技で、「チアダンス」はポンポンなどを使って音楽に合わせて踊るダンス競技。似ているんですけど、全く違う競技なんですね。

私はチアリーディングの方をやりたかったんですけど、近くにチアリーディングのクラブがなかったので、『高校生になったら絶対にチアリーディングをやろう』と決めて、チアダンスを始めました。小学2年生から中学3年生までチアダンスを習い、高校はチアリーディング部のある学校に進学しました。

―初志貫徹ですね。

CHISAKI:高校、大学とチアリーディング部に所属していたんですが、チアリーディングはダンスをする時間がすごく短いので、『もっと踊りたい』という気持ちが出てきました。大学時代に有名なキャラクターやエンターテイナーの方とコラボレーションをする機会があって、ダンスをメインに出演させていただいたことで、『やっぱりダンスは楽しいな』と再確認して、卒業後はチアダンスを仕事にしようと決めました。 

―それでSuper Girlsに?

CHISAKI:卒業した年はコロナ禍で練習生の募集がなかったので、練習生が復活した年に応募しました。練習生として活動して、お客さんの近くで応援できるところや選手とファン・ブースターが一緒になって戦っているところがすごく楽しくて、『絶対にSuper Girlsとして活動したい!』とオーディションを受けました。シーホース三河はおもてなしの心を大事にしていて、温かさを感じるところにも魅力を感じています。

 

MISA:私は5歳の時に、チアを習っている友達にたまたまついて行って、『自分もやりたい!』と始めました。小学校1年生の時に、大会に出る選抜チームのオーディションがあり、ダメもとで受けてみたら合格してしまって。でも選抜クラスは小学生でも「朝9時から夜9時まで12時間練習」みたいにめちゃくちゃ厳しかったので、毎回泣きながら練習に行っていました。練習場の駐車場に1時間前くらいに着いて、お母さんと「頑張ろうね」「頑張る」と泣きながら話をする時間がなければ練習に行けないくらい大変でした。

―それほど大変でも続けたんですね。

MISA:母は、私がやめると言わなかったから続けさせたと言っていました。そのまま高校3年生まで競技チアを続けました。

私たちのクラブチームは世界大会の出場を目標にしていました。高校2年生の時に全国大会で優勝したのですが、世界大会の切符を勝ち取ることができなかったんです。だから次の年は、ラストシーズンでもあるので、『絶対に世界大会に行きたい』と頑張っていたんですけど、コロナ禍で全国大会も世界大会もなくなってしまいました。『私の13年間は何だったんだろう』とショックすぎて、『もう、チアはいいや』という気持ちになりました。

コロナ禍でどのチームもチアの募集がなかったのも重なって、1年くらい何もしていなかったんですけど、だんだん何も頑張っていない自分が嫌になってきて、『もう一度始めてみようかな』と考えるようになりました。

―なぜシーホース三河のチアを選んだのですか。

MISA:実はクラブチームに所属していた時に、シーホース三河の試合でキッズチアとしてパフォーマンスをさせていただいたことがあったんです。その時にすごくお客さまが盛り上げてくださって、ワクワクしたのを思い出して、Super Girlsのオーディションを受けてみようと思いました。

 

 

「スーパーガールズさんのパフォーマンスで1番好きなのは何ですか?」
「今までのパフォーマンスの中で好きなパフォーマンス(曲)は何ですか?」

―「ぼくはSuperflyさんの『ダイナマイト』が好きでした。」とも書かれていました。

MISA:『ダイナマイト』もいいですね。私は今シーズンだと、オープニングかな。オープニングは唯一照明がついていて、ポンポンではなく、みんな違う道具を持っているのが新鮮です。道具を途中でチェンジしたり、リボンを引っ張ったりする時に、メンバーと目を合わせるタイミングがすごくあるのも好きですね。

CHISAKI:私はハーフタイムの新しいパフォーマンスが好きですね。

―新しいハーフのパフォーマンスは、これまでの三河にはない雰囲気ですよね。

MISA:私たちも意外でしたね。

CHISAKI:うん、意外でした。歌詞がすごく良くて、力強さや自然と湧いて出てくる表現を全面に出してほしいというディレクターさんの思いがあるので、パキッと揃えるというよりは、1人1人の感情を大切にして表現しているところも今までにはないところですね。

選手とお客様が一丸となって「CSに行きたい」「優勝したい」という思いや、例えば私の場合は、ずっと「シーホース三河のチアになりたい」と思ってきた気持ち、今ここで踊れることは当たり前ではないと感謝の気持ちを込めて踊っています。

 

「レパートリーは全部で何曲あるのですか」

MISA:試合とイベントでは違う踊りをしているんですけど、今シーズンはあわせて11曲ですね。

―シーズンごとに全部変わるんですよね。

MISA:ほぼ全部変わります。

―6月にオーディションがあって、開幕までにまた10曲近く覚えるということですか。

MISA:そうですね。だから、夏はあっという間に過ぎてしまいます(笑)。

 

「どの衣装が好きですか?」

CHISAKI:ツーピースのスカートかな。

MISA:そうですね。長袖で、お腹が出ていて、スカートの衣装がたぶんメンバーの一番人気ですね。黒のワンピースが2位です。

  

「皆さんとてもきれいでかわいいのですが、どんなことに気を遣われていますか?」

MISA:難しい質問……。私は試合の前日にサウナに行くのがルーティーンです。むくみが取れるかなと思って(笑)。

CHISAKI:私は試合の前の日は家で半身浴をします。あとは先ほど話したお腹が出る衣装の時は、あまりお弁当を食べないようにします。

MISA:わかる(笑)。

CHISAKI:でも、前半がワンピースで後半がツーピースの衣装だったら食べるよね。前半の間に消費されるかなって(笑)。

 

 

MISA:あとはメイクとかかな? つけまつげを絶対につけるとか。

CHISAKI:遠くのお客さんにも顔がはっきりとわかるようなメイクをします。

MISA:練習の時もすっぴんはダメで、メイクをしていないと練習に参加できません。

―練習から本番を意識してしっかりと準備をされているんですね。

  

「練習やリハーサルで一番大変なことは何ですか。またそれをどう乗り越えていますか。」

CHISAKI:私は立ち位置が大変ですね。 

MISA:確かに。 

CHISAKI:2024-25シーズンはメンバーが13人いて、その中で試合に出るのは11人なので、毎試合立ち位置が変わるんですよ。

―例えば、オープニングパフォーマンスであれば、リボンやボールを持っている方がいますけど、それが毎回変わるということですか? 

CHISAKI:全員が全部の道具をできるわけではないのですが、例えばボールとポンポンというように一人につき2種類以上の道具ができます。

MISA:毎回少しずつポジションが違うので、初めてのポジションの時は覚えなければいけないので大変ですね。あとは、刈谷市体育館、スカイホール、岡崎中央総合公園 武道館、ウィングアリーナと会場が変わると、見え方が少しずつ変わるので、そのアリーナに合わせて微調整するのも毎回大変です。 

―どのように立ち位置を調整するのですか。

MISA:試合日は40分間チアの時間を取っていただいているので、その時間でリハーサルをして、立ち位置の最終確認を行います。最初は感覚的に合わせて、前に旗や看板などがあればそれを目印にして調整していますね。

―大変なことをどのように乗り越えていますか。

MISA:どう乗り越えるかというより、やるしかないという感じですね。

CHISAKI:そうですね、やるしかない!

 

「好きな食べ物はなんですか?」

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