米生産者物価指数(PPI)は5月も抑制されたインフレを示した。財とサービスの価格は大きく上振れしなかった。
キーポイントPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比0.1%上昇エコノミスト予想の中央値は0.2%上昇前月は0.2%低下(速報値は0.5%低下)に修正前年同月比では2.6%上昇市場予想と一致前月は2.5%上昇(速報値は2.4%上昇)に修正
食品とエネルギーを除いたPPIコア指数は前月比0.1%上昇した。エコノミスト予想は0.3%上昇だった。
食品とエネルギーを除いた財の価格は0.2%上昇。サービス価格は0.1%上がり、卸売り業者での利益率上昇を反映した。
11日に発表された5月の消費者物価指数(CPI)統計では、食品とエネルギーを除くコア指数が4カ月連続で市場予想を下回った。関税率上昇の影響はこれまでのところ穏やかだが、企業は利益率の一段低下に備えており、価格の上昇圧力は今年下期に増すと予想されている。
PPIデータからは、自動車と機械の卸売りを中心に業者でのマージン(利幅)回復がうかがえる。今年は貿易政策が価格と需要に与える影響が予測しにくいため、企業の利益率が不安定になっている。
個人消費支出(PCE)価格指数の算出に用いられるPPIの項目は、全般に弱い伸びだった。航空運賃とポートフォリオ管理手数料は低下し、医療ケアも下げた。連邦準備制度理事会(FRB)が重視するPCE統計は、27日に5月のデータが発表される。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US Producer Prices Increased Less Than Forecast in May(抜粋)
(第4段落以降に統計の詳細を加えます)

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