
6月11日、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁(当時)が今年3月に突如として辞任の意向を固めたのは、中銀の運営予算の削減案を巡る同国財務省との意見の相違が原因であったことが、公開された公式な文書により明らかになった。ウェリントンで2019年4月撮影(2025年 ロイター/Charlotte Greenfield)
[ウェリントン 11日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁(当時)が今年3月に突如として辞任の意向を固めたのは、中銀の運営予算の削減案を巡る同国財務省との意見の相違が原因であったことが、11日に公開された公式な文書により明らかになった。
オア氏の辞任は本来の任期満了よりも3年早いタイミングで、この時は理由について明らかにしていなかった。 もっと見る
同文書によると
「オア氏は自身が適切と考えるよりも少ない予算では職務を続けることはできないと判断」。総裁としてできる限りのことを成し遂げたという個人的な考えもあり、辞任を決断するに至ったという。
ウィリス財務相は4月、中銀の運営予算を来年度から約25%削減し、今後5年間は各年およそ1億5000万NZドル(9090万米ドル)に設定すると発表した。中銀は当初、2025年から30年にかけ10億3100万NZドルを提案していた。
同文書によると、2月27日の中銀理事会までに、理事会と財務相がオア氏が必要と考えるよりも少ない予算水準で合意する意向であることが明らかになった。その6日後、オア氏は正式に辞任を表明し、7年間務めた職務に終止符を打つこととなった。
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