オープンAI、サウジやインド投資家と資金調達巡り協議=報道

 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIは、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」、インドの複合企業リライアンス・インダストリーズのほか、既存株主であるアラブ首長国連邦(UAE)のテクノロジー投資会社MGXと、400億ドルの資金調達について協議を行ったと、ニュースサイトのジ・インフォメーションが複数の関係者の話として11日に報じた。2024年5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[11日 ロイター] – 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIは、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」、インドの複合企業リライアンス・インダストリーズ(RELI.NS), opens new tabのほか、既存株主であるアラブ首長国連邦(UAE)のテクノロジー投資会社MGXと、400億ドルの資金調達について協議を行ったと、ニュースサイトのジ・インフォメーションが複数の関係者の話として11日に報じた。

これらの投資家はそれぞれ少なくとも数億ドルを出資する可能性があるという。

オープンAIはAIモデルの開発と野心的なインフラ計画「スターゲート」を推進するため、さらなる資金の調達を目指している。この資金調達はソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabが主導している 。

報道によると、オープンAIはコーチューとファウンダーズ・ファンドからそれぞれ少なくとも1億ドルを調達することも検討している。また、2027年にさらに170億ドルを調達する見込みという。

ロイターはこの報道をすぐに確認できなかった。

オープンAI、PIF、リライアンス、MGX、ソフトバンクはロイターのコメント要請に現時点で応じていない。

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