米とメキシコ、50%の鉄鋼関税削減で交渉 クォータ制視野

 6月10日、米国とメキシコは、トランプ大統領による50%の鉄鋼関税を一定数量まで削減または撤廃する交渉を行っていると、業界関係者や貿易関係者が明らかにした。写真はシェインバウム大統領。6月2日、メキシコ市で撮影(2025年 ロイター/Henry Romero)

[ワシントン 10日 ロイター] – ノーム米国土安全保障長官は10日、メキシコのシェインバウム大統領による米カリフォルニア州ロサンゼルスでの抗議活動を巡る発言は、不法移民摘発への抗議行動を助長するものだと非難した。

ノーム氏はホワイトハウスで記者団に対し、「シェインバウム氏はロサンゼルスでのさらなる抗議活動を呼びかけたが、私はそれを非難する」と表明。シェインバウム氏は現在起こっている暴力的な抗議活動を助長すべきではないと述べた。

シェインバウム大統領は9日の記者会見で、抗議活動での暴力行為を非難したほか、移民取り締まりにおいて法の支配を尊重するよう米当局に求めていた。

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