2025年6月11日 16:24
兵庫県の増山誠県議や家族の写真とともに、「人殺し」「その子供も犯罪者」などとSNS上に投稿し名誉を毀損したとして、兵庫県警は11日、神戸市に住む61歳の男を逮捕しました。
■「元県民局長を自死に追い込んだ」家族写真とともに「親は殺人鬼」
名誉毀損の疑いで逮捕されたのは神戸市東灘区に住む無職の男（61）で、去年12月から今年1月にかけて、SNS上に増山誠県議やその家族の写真とともに、名誉を毀損する内容を投稿した疑いがもたれています。
警察によりますと、投稿は複数回にわたり、「増山誠は人殺しです、元西播磨官民局長を自死に追い込んだ」「増山県議が人殺しなので、その子供も犯罪者になる」といった趣旨の投稿で、「親は人殺し、殺人鬼です」と触れ回るような内容だったということです。
県外に住む男性からの情報提供を受けて警察が捜査した結果、男が投稿したと特定され、逮捕に至ったということで、調べに対し、男は「逮捕事実の内容を投稿した可能性はあります」と容疑を概ね認めています
警察が、SNSに投稿した詳しい経緯を調べています。
■立花氏に音声データ提供“離党” 「警察に感謝申し上げる」とコメント
増山県議は斎藤知事の疑惑を調査する百条委員会の委員を務めていましたが、去年の兵庫県知事選挙の期間中、NHK党の立花孝志氏に非公開だった百条委員会の証人尋問の音声データなどを提供。維新から「離党勧告」の処分を受け、離党しています。
増山県議は、同じく立花氏に情報を提供するなどした維新の県議らとともに、新会派「躍動の会」を設立。「知事の政策には共感している」として、次期県議選にも候補者を立てて、第一会派を狙う意向を明らかにしていました。
男の逮捕を受け、増山県議は読売テレビの取材に対し、「警察には適切に対応頂きました。感謝申し上げます」とコメントしています。
最終更新日：2025年6月11日 17:54
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