2025年6月10日 17:58
10日午前、福岡市中央区の国道、通称「国体道路」起きた道路の陥没事故で、夕方、埋め戻しが始まりました。
現場にはミキサー車が出て、作業が行われています。陥没した場所とその周りに、水中でも固まる「流動化処置土」と呼ばれるセメント系の材料を注入するということです。
穴の中には水がたまっているのが確認されています。
現場で取材に応じた高島市長によりますと、11日朝の通勤時間帯、午前5時までの通行止め解除を目指すということです。10日中の解除は難しいとしています。
■森野里奈記者
「普段は交通量の多い道路です。大きな穴が開いています。」
警察によりますと、午前10時前、福岡市中央区今泉で「歩道が陥没している」と通報がありました。
目撃した人は「駆けつけたら縁石の奥が少しだけ陥没していて、だんだん穴が開いていった。道路側に開いていった感じです」と話していました。
歩道から車道にかけておよそ1.5メートルの幅で陥没していて、国道202号、通称「国体道路」の4車線すべてが通行止めとなりました。
福岡市によりますと、現場では新しく雨水管を埋める工事を行っていて、隙間から土砂が流出したことから陥没が起きた可能性が高いとしています。
高島市長は「とにかく最速で、安全の確保と交通の回復を指示しました」と話していました。
最終更新日:2025年6月10日 19:49
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